食欲の秋!秋の味覚、さつまいもを焚き火で楽しもう
キャンプで楽しみにしているのが、焚き火です。
暖かくて、炎に癒されます。
炎をみていると落ち着くのは、焚き火にヒーリング効果
があるからです。
科学的な癒し
焚き火には、「1/f ゆらぎ」と呼ばれる成分が含まれてい
て、自然界に溢れています。
水の流れる音や小鳥の鳴き声にも「1/f ゆらぎ」は、
含まれています。
焚き火のパチパチという音や炎のゆらぎといった視覚的
な部分が、癒しを与えてくれます。
精神的な安定
焚き火は、精神的安定をもたらしてくれます。
自然の中で過ごすことで癒され、火を起こすことで達成
感を感じることができます。
「1/f ゆらぎ」は、うつ病に効くとも言われています。
[湖畔に沈む夕日]
焚き火は難しい?
最初の頃は、薪が割れない、火が点かない、直ぐに消え
てしまうなど、失敗の連続でした。
焚き火のやり方
薪の種類には、「針葉樹」と「広葉樹」があります。
針葉樹は、マツやスギ、ヒノキなどが代表的です。
火がつきやすく、焚き火の火つけ材としては、最適です
が、燃焼時間が短いという特徴があります。
広葉樹は、サクラやクヌギなどが代表的です。
火がつきにくい反面、燃焼時間が長いという特徴があり
ます。
サクラは、燃焼時間や熱量がナラやカシに劣りますが、
燃焼時に独特な良い香りが楽しめます。
スギは、割りやすいので着火時の火つけ材としておすす
めです。
細く小さなものからはじめて、次第に長く太い薪を焼べ
ていきます。炎が安定するまでは、むやみに薪をいじら
ないことが大切です。
[癒しの時間]
失敗しない焼き芋のやき方
焚き火ができるようになると、焼き芋に挑戦です。
濡らした新聞やキッチンペーパーで、巻いてからアルミ
ホイルで包むと、ねっとりとした食感の焼き芋を楽しむ
ことができます。
アルミホイルは、隙間ができないようにしっかり巻く
ことで、かすかすにならずに仕上げることができます。
焚き火は、火加減の調節がむずかしいので、こがしてし
まうことがあります。
熾火(おきび)で、じっくりと調理することで、焼きむら
ができにくく、さつまいもにしっかりと火を通すことが
できます。
熾火を使って、調理をすれば、さつまいもはコクと甘み
が引き立った焼き芋になります。
[さつまいもととうもろこし]
熾火とは、薪の芯の部分が赤くなり、炎を上げない状態
のことです。炎が上がっている状態の焚き火は、火力
調節がむずかしいですが、熾火を使えば、調理の火力
調節が簡単です。熾火は炎が上がっている状態よりも
温度が低く、遠赤外線の効果で中までしっかりと火を
通すことができます。
さつまいもの片面が熾火に接している状態で、15分ほど
焼きます。15分ほど経ったら逆側も、さらに15分ほど
焼きます。
さつまいもが大きい場合は、もう少しだけ長く焼いて
ください。大きめのさつまいもでも片面20~30分ほど
焼けば、火が通ります。さつまいもに串を通してスッと
通れば、中心にも火が通っています。
[焼き芋大好き]
焚き火で暖をとりながら、いただく焼き芋のおいしさは
格別です。
紅あずま、なると金時などは、ほくほく系、
安納芋、紅はるか、シルクスイートなどは、
ねっとり系の代表です。
焼き芋が上手に焼けるようになったので、今度は、
芋の品種にこだわって、好みのさつまいもを見つけてみ
たいと思います。
焼き芋にするならこれ!糖度の高いさつまいもランキング | おいも美腸研究所