脳が働く散歩法 楽しみながらストレス解消
緊急事態宣言も解除され、お天気にも恵まれた週末、
行楽地に向かう車で、朝から渋滞していました。
本当に爽やかな風と晴れ渡った青空 、何もせず空を眺め
ているだけで、しあわせな気持ちになります。[青空に浮かぶ雲]
秋を楽しみながら、だらだら散歩を始めませんか。
歩き方には、大きく分けると2種類あります。
有酸素運動としてのウォーキングと
のんびり歩く散歩です。
どちらも歩くことには変わりありませんが、体に与える
影響は異なります。
ダイエットやトレーニングという明確な目的がある
場合は、いつもより少し大きく体を動かしながら、有
酸素運動を意識した歩き方をする必要があります。
正しい姿勢で散歩をすると、足や背中を中心に全身の
筋肉が使われます。
筋肉が増えると、普段から多くのエネルギーを消費でき
るようになります。
散歩によって心肺機能も高まり、エネルギーの消費に
必要な酸素も多く取込むことができます。
だらだら散歩の大きな効果
- リラックス効果
- 脳への刺激
- ストレス解消
だらだら散歩の場合は、有酸素運動としての効果は小さ
くなります。
エネルギーの燃焼が小さく、酸素を大きく吸い込むこと
がありませんが、気分転換やリラックス効果があり
ます。
[青い空と可愛い花]
散歩をすることで、視覚や聴覚など五感が刺激され
ます。
花や植物、人、建物など、常に周囲に興味を持ち、
新しいことに気が付くだけで、体と同時に脳が刺激を
受けます。
散歩を続けることで、脳の記憶や学習を司る海馬の神経
が増え、記憶力や思考力の改善が確かめられています。
ストレスが溜まると、脳に負担がかかりますが、
散歩によって血流が良くなると、疲労や炎症が減って
ストレスが解消され、風景を見たり、自然の音を聞いた
りすることで、脳がリラックスできます。
太陽の光を浴びると、体内で幸せホルモンと呼ばれる
セロトニンの分泌され、集中力も高まります。
セロトニンは、ストレスに対して効能のある脳内神経
物質のひとつで、精神の安定にも関係しており、気分を
前向きにしてくれます。
[お散歩大好き]
1日に15分〜20分、日光を浴びると、体内ではビタミン
Dが生成されます。
で、脳を酸化ストレスから保護してくれる働きがあり
ます。
散歩は、年齢を問わず気軽に楽しめるうえ、嬉しい効果
がたくさんあります。
まだまだ、混み合うところは避けたいとお考えなら、
近所をのんびり散策するのもいいですね。
新しい発見があるかもしれません。